アイデアはあふれるのを待つもの、という話

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たまには何かOUTPUTしておいたほうが良いかな、と思って、雑感を書いてみます。アイデアは「あふれる」という話。

アイデアは絞り出すもの?

今日出会ったこのツイートにちょっと思ったので書いておきます。

これ凄く的確な一言だなぁと思った。

実は似たような話で、「Be creative」っていう話題が最近ありました。クリエイティブな人間を育てるのに、日本の教育環境は「クリエイティブ」ということの定義や教える側の成功体験が不十分なので無理だという話。毎度おなじみ、若新雄純さんのオピニオンクロスだったと思います。

「クリエイティブ」という言葉のイメージが良くなくて、どうしてもクリエイティブというと、「ゼロから1を生み出す」という、まさに創造神とも言えるような高貴な活動を想定してしまいますが、実学としてのクリエイティビティっていうのは、今あるものの組み合わせや活用で、新たな価値を生み出すことなんですよね。口でいうのは簡単だ。

この価値創造ってのがまた難しい。イマドキのITエンジニアなら、「新たな価値を顧客に提供する」なんて言葉を、4半期毎の目標設定で聞かされていると思うんですが、じゃぁその価値創造ってどういうものか?っていうのを具体的に考えると、頭が痛くなる。これも、”価値”を”創造”すると考えるから難しくなるわけで、私の解釈としては、「誰かが、それイイね!って感謝してくれること」。コレ自体が価値なんだとゆるく思っています。

何か新しいものをクリエイティブに生み出すってことが、そーいう活動だ、と考えると、前述のアイデアの創出というのも、同じプロセスに見えてきて、納得します。入力の無いところに出力はないという当たり前の真理。誰もが創造神になる必要は無いということです。っていうか無理だし。

なぜこれを書いているか

こんな文章を書いている私、仕事でも結構「モノ書き」が多いエンジニアをしています。そうすると、「なんでそんな風に文章書けるのか?」という質問を受けることもあります。いや、なんで書けるの?って言われても・・・って、その時は思っていたのですが、この溢れ出るアイデアの話から気づいたことがありました。そう、入力が大切なんです。

結局、いろんなこと勉強してるし、見てるし読んでるし、自分で手を動かして体験してるし・・・そういう入力が、出力につながっているだけなんですよね。至極当然のことに見えて、「どうやって書けば良いか」っていうOUTPUTに目が言ってしまうと、この論理的な構造が分からなくなるんですよね。きっと。

もちろん、こんなこと、誰に教えられたわけでもなく、これも様々な経験から会得した「我流」なので、どこまで正しいのか?と言われると回答に困るんですが、一つの手法なんだろうなぁと納得しました。

いろんな情報を入力して、それらが化学反応して、ひらめきをもたらす。こうして書くと、普通なことなんですよね。それを実践するために、入力しただけじゃお腹壊しちゃうから、こうして出力もしていますよ、という。この入力から出力への流れを常に継続することで、自分の中身が活性化していくんだなぁということを自分なりに理解しました。

こうして日々、いろんなものを見聞きしていると、SNSでは書ききれない”あふれるアイデア”も出てくるので、忘れないように、こうして書いておいてみるのも悪くないかな、と思って、こんなことを書いてみた次第です。乱筆失礼。

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