自分、比較的リモートワークうまくやってる感じだったんですが、最近、ちょっとうまく行ってない気がしてきたので書いておきます。これが限界ってやつか、と。
コミュニケーションで感じた違和感
最近感じた違和感について。
多分にもれず、私の職場もフルリモートで仕事をしているんですが、最近、ちょっとしたトラブルというか、違和感を感じることがありました。どうにもメンバーとのコミュニケーションがうまく行っていない。ああ、ここまで伝えないと駄目だったかぁ、みたいなことが出てきたんですよね。
まあそれは良くあるコミュニケーションエラーですので、そのこと自体はあまり問題では無いかな、と思っていました。ただ、今回はちょっと違和感を感じました。これまであった、もうちょっと伝えないといけない、っていう感覚とちょっと違った感じで、何かしっかり伝えないと無理だなという印象を受けたんです。
実は信用貯金に依存していた
フルリモートで業務が始まってもう2年になります。2年経てば、当然ながらリモートワークに対するナレッジも蓄積するし、リモート前提のコミュニケーション手法というのも確立していきます。業務環境としてはオーガニックに良くなっていくのが普通でしょう。
ただ、この改善で補完できないものもあります。対面で培った関係性、要するに信用貯金みたいなものです。実はこれまでのリモートワークを改めて振り返ると、この信用貯金に比較的依存していたのではないか、という気がしてきました。
今回、違和感を感じたメンバーも、最近ジョインしてくれたメンバーです。オンボーディングプロセスの課題だ、と言ってしまえばそれまでなんですが、2年もするとメンバーの入れ替えや担務、チーム組成の変更も発生しており、それまで培われた信用貯金とは別の、リモート環境下で作られた関係性に基づいて仕事をしなければならない状況になってきたわけです。
顕在化してきた課題
そういえば。改めて考えると最近この違和感を感じるシチュエーションが増えていました。リモートワークの「闇」と個人的には考えていたのですが、以下一例です。
リモートワークになったことで、仕事の進捗などの情報連携が希薄になります。結果、相談や報告が適時に行われなくなる。すると、仕事を依頼した方と受けた方の間の期待値に乖離が生まれ、結果、良い成果が得られないことが出てきます。そんなのは仕事のやり方で整理すれば良いと言うのは簡単なんですが、この辺の仕事のスタイルについてのコンセンサスが希薄になってきているのを感じています。
むしろそれはリモートワークじゃなくても普通に必要な対応なんですが、対面での進捗会などでは普通にフォローできていたものが、リモートだと難しいんですよね。原因は相手の空気感が分からないからかもしれません。
そこを補完していたのが信用貯金だったわけですが・・・・2年たって自分もその枯渇を感じてきたのかなと思っています。
ベストミックス・ニューノーマル
やっぱり会議は対面じゃないと駄目だよね、と言ってしまうのは簡単なんですが、リモートワークの効率性も活かしたいところ、そこは何かちゃんと新しいやり方で解決したいなぁと思うところです。
コミュニケーションの量と質を、リモートワークに適したものに真面目にシフトしていかないといけませんね。まだまだ手探りですが、こういったコミュニケーションについて感じる違和感をきっかけとして改善していけたら良いなと考えています。
リモートワークは、難しいですねー。
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