情報管理能力の話

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ちょっとおもしろい記事を見かけたので、僕なりの”情報管理”って話をまとめておきたいと思います。

無駄なことを覚えている人

この記事では、問題の構造を理解する力と問題解決力の相関性を述べていますが、これは問題解決に限らず、いわゆる知識獲得の一般論だと思っています。

事象や知識の構造を理解すること。これが出来ると、そこから得られた様々な知識を関連付けていくことができるようになります。そうすると、圧倒的に効率的に知識量を増やすことができるようになる。正確には、知識として保持しておくべきものが適切に判断できるということなんです。

かく言う私、よく「なんでも覚えてる人」と言われます。おそらく人より多くのことを覚えているように見えるんでしょう。その仕掛けは上記のように、事象を常に分解して、自分の中での解釈を考え続けているからだと自負しています。まあ、「無駄なことばかり覚えている」とも言われますが。

情報管理能力を鍛えるということ

じゃぁこういう力を鍛えるにはどうすれば良いか。比較的簡単な方法として、SNSやブログなどでの情報発信を行うことが挙げられます。

インスタ映えするエモい写真を撮りたい!とかね、これって結構重要なモチベーションなんですよね。エモい写真を撮ろうとすることで、エモい写真とはどういうものか、その被写体はどうあるべきであるかとか、アングルがどうとか、そういう精神活動を少なからず実施するわけで、これって他でもなく、前述の分解工程なんです。だからそういうことをしている人は、していない人よりは物事を分解・分析して見る力が鍛えられている可能性が高いということです。

実際にSNSやブログをやる必要もないです。今、目の前で起きたことを、人にどう伝えられるか、って、これを考えるだけでも十分に物事にポジティブに向き合っていることになります。ただ、見て、覚えて、伝える、というだけの活動ではなく、どう伝えるかというフィルタをかけることが大事なんですよね。

これって、情報管理能力に通じていると思っています。インターネットが普及したことで、ホント様々な情報にさらされるようになった昨今、情報量に圧倒されちゃう人も多いかもしれませんが、むしろきちんと分解・分析・整理して関連付けていくことで、”情報酔い”しない体質にもなっていくんじゃないかな、って思っています。

なので、私はこのブログを書いています。今目の前で起きたことを、どう書いて、どう伝えて、読んだ人にどんな気持ちになって欲しいか・・・って、そんなことを考えながら道を歩いていると、何気ない景色がとてもエモいものに見えてきますからね。

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