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フレーミングの反動としてネガティブな発言が出るという言い訳をしてみる

time 2020/06/19

最近、ネガティブな発言がふと出てしまうのを反省するためのエントリーです。

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ふとネガティブな発言をしてしまう

最近、ネガティブな発言をしてしまうことがあります。

何故か、といえば、きっと在宅勤務が長引いて疲れているというのも一つあるのですが、ちょっと自己分析してみると、どうにもフレーミングの反動があるような気がしてきました。

フレーミングとは視座

フレーミングとは、「視座」と言われるもので、別の視点から物事を捉えることで、ネガティブな出来事もポジティブに捉えたりすることができる、一つの思考法、テクニックです。

このフレーミングを活用することで、日々起きる様々な出来事に対して、様々な視点から解釈を行うことができ、特定の解釈や偏見を避けることができたりします。もちろん、ネガティブ思考に苛まれることもなくなるし、様々な意見に対してもニュートラルに向き合うことができます。

そういう視点もあり得る、という立ち位置に、自分をぐっと持ち上げることができる、ある意味ストレス回避策(達観)に近い側面があるのかもしれません。

このフレーミングを活用することで、ネガティブ思考を避けることは当然容易になるわけですが、最近、これをやりすぎて反動が出ているような気がしてきました。

フレーミングの「反動」

どういうことかというと。どんな事象に対しても、様々な視座を持って向き合うことが可能になり、ネガティブな解釈もポジティブな解釈も同義な視点で生きていると、「ネガティブに感じること」「ポジティブに感じること」の価値感が薄れてくるんです。

ぶっちゃけ、目の前で何が起きても、それをポジティブに捉える手段があると考えると、逆に一時的にネガティブに感じてしまったとして、それをあまり重要視しなくなってくる。その瞬間って、実は凄いストレスを感じているのに、フレーミングによって一瞬でポジティブ思考に切り替えることができてしまうから、その瞬間を軽視してしまうんです。

この結果として、ネガティブな心理状態や、そこから発されるネガティブな言葉が出たとして、すぐに払拭できるから、たいしたことじゃないだろう、って考えてしまうのです。

それが発展して・・・ネガティブ思考であること自体を、たいした問題ではないと考えるようにすらなってきていることに気が付きました。

どうせすぐに脱することが出来るから、っていう、甘えというか、強者の理論が、自分の中に渦巻いていて、それが良くないものとして自分から漏れ出ている、なんとも言えない嫌悪感に気づいてしまったのです。

つまりそれは危険を孕んでいる

そんなわけで、ポジティブシンキングのある意味ダークサイドを見たような気持ちになったのですが、これを避けるのはなかなかに大変なような気がしています。むしろ積極的に、ポジとネガを意識していないといけないわけです。

今この瞬間も、自分がネガな何かを発しかねない状況か否かを気にしないといけないというのは、それ自体がストレスではあるのですが、危険性はやはり意識しておかないといけないなぁ、と思いました。

特に内容の無い話なんですが、自分の気持ちの整理のために書いておきます。

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